かしこい奥さま心得帖

ayatamama

2011年04月05日 21:25

 

















我らの行きつけの銭湯

それが、新寿湯です

 

















去年の9月に
家族で銭湯デビューして以来、味をしめた

その後、他2軒の銭湯をめぐり、
母子4人で場数を踏んでコツを掴み、
家から一番近い新寿湯に落ち着く

 









週に1~2度、ぴっぴの帰り

鼻の穴まで泥が詰まり、かまどで燻された
自他共に臭いカラダをキレイさっぱり洗い流す

湯あがりに、少々貧乏臭いが朝握ったおにぎり
もしくはパンを、テキトーに食べさす(栄養たりなそう)

帰り道の自転車で寝かせる(自然に事切れる)

家に着いたら一人ずつ担いで運び入れ、
そのまま朝まで寝かせるといった、力技な賭けごと

 









現代の銭湯客は、若者が少なく
昔は沢山いた赤ちゃんや子供はほとんど来ないと言う

そのせいか珍しい新入りとして一目置かれ、
大変親切にしていただいている


女湯のおばあちゃんたちは、ほとんどが常連客

いつしか私たちもその輪に馴染み、
あやわこだけ先に連れて行ってくれて体を洗ってもらったり

私も不意打ちで背中を洗ってもらったり

私が自分を洗ってるあいだ、連携プレイで
サイを抱っこしていてくれたり湯船に入れてくれたり


おばあちゃんたちはいつも饒舌

「この子、私のオッパイさっきからじーっと見てるんだから。
出ない出ない!役立たずでごめんなさいね~!」

「この赤ちゃんね、お母さんに似てね、
おとなしくていい~子なの。お人形さんなの。(決めつけ)」

「このお母さんね、札幌から出てきて
わざわざこっちの人と結婚したって言うんだから、
旦那がイケメンなんだよ。絶対そう。イケメンなの。(決めつけ)」


「私ね、ここだけの話、田村正和しか好きじゃないの。」


初めて会う人に、

「お噂で聞いてましたよ!入り口で子供の声が聞こえたから、
もしかして?と思ったら、いらっしゃった~!
やっとお会いできた~。よろしくね。」(両手を握られる)


生まれてこのかた、子供を介してだが
これほど人気者にのし上がったのは初めて

 

















3月某日、いつもより30分くらい遅く行った時のこと

ドアを開けた途端、いつも私の背中を流してくれるご婦人が
私たちの前に立ちはだかった

ご婦人 「やだやだ!あと15分早く何で来なかったの!?
もう着替えちゃったじゃない!体洗うとき見ててあげたのに!
背中も洗ってあげたのに・・・」

私 「私もそう思ったんですけど、
なかなか遊びを切り上げられなくて、、」

ご婦人 「そういえばあなたに渡したいものがあったの。」

そう言うと、バックの中からガサゴソと封筒を取り出した

封筒に入ったものは、
こども用の熱さまシート・一枚と、一冊の本だった

『かしこい
奥さま
心得帖』…
















「読みやすい本だからね、ほら、授乳中にでも読んでね。」

おばあちゃんと呼ぶには忍びない、
品のあるグレーのロングヘアーをひとつにまとめた
ナイスバディのご婦人(乳○が恐ろしくウ゛ァージンピンク)


帰って早速中身を見た

一部抜粋↓↓↓

そっかー…























かしこい
奥さまは、
効率的
 





















かしこい
奥さまは、
したたか
な女
 




















かしこい
奥様は、
不思議
ちゃん





















かしこい
奥さまは、
理性的
 





















かしこい
奥さまは、
甘え上手
 





















かしこい
奥さまは、
天真爛漫☆
















今の奥さまとしての自分にとって、
大変ハードルの高かったこの33箇条

まるで出来ていないことばかりで、
これから出来るかどうかは別として、とても参考になった

『かしこい奥さま心得帖』

我が家のトイレ文庫に、3月某日
ドラマティックに新入荷しました

 

















いつしか名物みたくなってしまった新寿湯

いつも連携で誰かが助けてくれる、
いたれりつくせりの新寿湯

18時に番頭が、おばさんからおじさんに代わる新寿湯

性別・世代を超えたあたたかな憩いの場、新寿湯

飽きられない程度に、
これからも週1程度のペースで通いたい!!